『祈りの島、光の印刷。』

『祈りの島、光の印刷。』の組版・印刷を担当しました。

ご依頼頂いた岸木様から頂いた文章をご紹介いたします。


長崎には、キリスト教と活版印刷をめぐる深くて悲しい歴史がありました。

東京へ帰ってきていてもたってもいられず、長崎への思いを弘陽さんに頼んで形にしてもらいました。

26本の飾り罫は、殉教した二十六聖人の発する祈りの言葉です。

「はまゆう」とは、長崎で乗った小さな船の名前であり、

今回の印刷のために探して出会ったこの紙の名前です。

m.kishiki